みなさんはこのシュムージングという言葉を聞いたことがありますか?
日本語でいうと、自己開示といっていいでしょう。
シュムージングを上手く使えば、たいせつな相手との距離を縮めることができます。
今回、このシュムージングのメカニズムと注意点などをお伝えしてまいります。
シュムージング、相手と近づくためには
シュムージングとは?
初対面の人と打ち解けるための良い方法、それがシュムージングです。
簡単にいえば、自己開示です。
人と話すとき、
話の本題(たとえば商談とか)に入る前に、自分のことを話す。それだけでいいんです。
それだけで、本題が上手くいく確率が上がるんです。
シュムージングの仕組み
どうして、自分のことを打ち明けると、コミュニケーションが上手くいくのでしょうか?
そこには返報性の原理が働くといわれています。
つまり、
自分の肚のうちを見せてくれたことに対し、
相手は親しみや、恩を感じるというわけです。
返報性の原理とは?
相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理のこと。
芸能人もしている、シュムージング
芸能人・有名人・政治家がしているブログ・Facebook・Instagramなんかも、
シュムージングといえます。
彼らがブログ上でさらけ出す私生活の姿に、ブログ読者は強い親近感を覚えます。
有名人にとって、SNSで私生活を露出させることは
ファンの獲得・維持のための戦略的手段といえるでしょう。
効果が上がるシュムージングの方法
では、より効果的な(相手から好感を持たれる)シュムージングの方法を解説します。
返報性の原理からすると、
自己開示する内容は、
自分の身に起きた出来事を淡々と述べるよりも、
自分の性格・し好など、より自分の核心に近いものを語るのが良いでしょう。
相手は自分の内側を積極的にさらけ出してくれるアナタに
強い好感を抱いてくれるからです。
たとえば、
自分の趣味を語るなら、
「自分は草野球が趣味です」で終わるのではなく、
「じつは小さい頃からチームスポーツをしたことがなく、
この草野球チームに誘われたのが自分にとってチームスポーツの本格的なスタートだった。
最初は下手くそでエラーや三振ばっかりで、あんまり試合に出してもらえなかったけど、
チームメイトが熱心に練習に付き合ってくれて、少しづつ上達して、
最近は試合にも出してもらえるようになった。
草野球を通じて、仲間のありがたさを知るようになった」
というように、趣味の草野球を通じて自分がどう変化したか、
自分の内面の話ができると、グッと相手の好感を得ることが出来ます。
シュムージングするときの注意点
このようにシュムージングは、
自分のこと、とくに自分の内面の部分を相手に開示することによって
相手から好感を得ることができる
優れたコミュニケーション術です。
でも、自分の内面とはいっても、あまりえぐい話をすると相手に引かれてしまうので、
気をつけましょう!
足の臭いを嗅ぐと、心からリラックスできて、「あぁ、明日からも頑張ろう!」って思えるんです!!