叱ることは大切だ
きちっと叱れてますか?
アナタに部下とか、後輩がいるとする。
彼らが誤った行いをしたときに、しっかりと彼らを叱れてますか?
叱らないで見過ごしてしまうと、誤りは正されず将来的に彼らが良くない方向に進んでいってしまうのは目に見えているよね。
でも、相手を傷つけるような叱り方をすると、仕事や辞められてしまったり、パワハラで訴えられたりして、アナタの立場が危うくなってしまう。
まったく悩ましい問題である。
要は叱り方なのだ
結論をいうと、アナタが採るべき・覚えるべき道は、正しくることである。
部下の誤った行いだけをあげつらって、頭ごなしに否定するのは絶対ダメだ。
叱るオンリーではなく相手の美点をホメるのを混ぜたり、皆の前で恥ずかしい思いをさせないように、誰も見てないところで叱ったりする。
つまり、相手のプライドを尊重して、愛のあるお説教をするべきなのである。
叱らないのは良い人なのか?
ところで最近、わたしの周りでけっこう見るのは、まったくらない人。
ひと昔前は相手が傷つこうがきびしくりつけるタイプが多かったが、今はこの叱らないお友だち感覚の上司・先輩が増えてきた。
彼らの意識は、みんな仲良くチームの人間関係を壊さないように、周りからいい人に思われたいから、部下が間違った行いをしても叱らないというスタンスだ。
叱るという行為がチーム内に不協和音を起こすことのように、また空気を読まない行為のように考えているのだろう。
でも、当然のことながら、叱らないままだと、部下は育たない。彼らのためにならないのだ。
だから、叱らないのは正しくないし、叱らない人はけっして良い人ではない。
正しく叱ってみよう!
より良き上司・先輩としてのあるべき振る舞いは、正しく叱ることなのだ。
「怒る」ではなく「叱る」である。
怒りにまかせて感情的な言葉をぶつけそうになったら傷つくのは相手だけでなく、自分のキャリアも危うくなる。
部下・後輩の未来を思いやり、彼らが伸びるためには、どういう叱り方が良いのか、前もって考えておくと良いだろう。