村西とおる監督はあなたの救いの神である!!
人生死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる
借金に追われている、とりかえしのつかない事故を起こしてしまった…
仕事や私生活で大失敗した人、
そういう大失敗はしていないけれど、
「明日はどうなるんだろう?」とつねに不安に怯えて暮らす人、
少なからずや、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんなあなた、
言葉は悪いが、自分より下にいる人、
つまり自分よりも更にハードな地獄を見てきた人、
地獄を生き抜いた人を見て、安心したい。
そういう気分になったことはありませんか?
わたし自身、それなりに給料をいただいて生活させていただいていますが、
それなりの給料はリスクの対価としてのもので、
いつぞや奈落にずっこけるかわからないお仕事でございます。
時として人の非難を浴び、プライドが傷つけられることもしばしばです。
すなわち、つねに心傷つき、不安に怯えて暮らす人間なのであります。
いやしくも「自分よりも下にいる人を見て安心したい」、そう思ってしまう時があるのです。
わたしのような、いや、わたしよりもっとキツイ境遇の人、
そんなあなたの救いの神(になるかもしれない)が、
村西とおる監督なのです!!
村西とおる監督の名言にこういうものがあるます。
「人生死んでしまいたいときには下を見ろ、
俺がいる。」
村西とおる監督はわたしから言わせるとどん底から這い上がってきたすごい人物です。
つらい立場にいる皆さま、
村西とおる監督を見て、著作を読むなどして、
安心を得ようではありませんか!
それが皆さまの一助になるかもしれません。
村西とおる監督とは?
村西とおる監督とは、
1948年9月9日に福島県で生まれ、
高校卒業後、上京し、英会話教材のセールスマンやテレビゲームリース業で成功をおさめました。
このセールスマンで成功した秘訣に、監督独特の「応酬話法」を用いたといわれています。
(この村西とおる監督の「応酬話法」は本にもなっていて、セールスやコミュニケーションの参考になります!)
その後、裏本制作販売に転じ、つまりアダルト業界に入り、
裏本販売の世界でも大成功をおさめています。
さらに、黎明期のアダルトビデオ業界に参入し、「顔射」、「駅弁」、「ハメ撮り」といった革新的なスタイルを取り入れたり、
多くの人気AV女優を世に送り出し、1980年代のAV黄金期を築き上げ、巨万の富を得ています。
一晩で何千万円ものお金を使って豪遊したり、
数え切れないくらい美女を抱くなど、
監督の全盛期は一般人が羨むかぎりの日々を過ごしていたとのことです。
この間、国内で前科7犯、アメリカでも逮捕され、なんとアメリカ司法当局から懲役370年を求刑されるなど、
すさまじい修羅場もくぐってこられています。
その後、衛星放送ビジネスで大失敗するなどして、
借金50億円を背負いました。
周りの人は離れ、
借金取りの人たちからきつい取り立てにあい、
贅沢な暮らしは一転して、
日々、金策に追われるきつい生活を送ることとなります。
そうして、バブル崩壊した1990年代初めに背負ったこの大借金を
2013年に完済したといわれています。
この間、債権者の人に「ダムから飛び降りて死んでほしい」と迫られたり、
苛酷なストレス下で目から血が噴き出すなど、
常人では耐えきれない体験をいくつもされてきています。
その強烈な生きざまは「全裸監督 村西とおる伝」』(本橋信宏著・太田出版)という本で語られベストセラーになり、
2018年8月、『全裸監督』がNetflixオリジナルシリーズとしてドラマ化もされ、世界190カ国に配信されました。
2021年には、『全裸監督シーズン2』が配信されています。
村西とおる監督の語録をいくつか紹介
そんな村西とおる監督の語録をいくつか紹介します。
常人では考えられない修羅場をくぐってきた人間にしか言えないメッセージです。
「正直に申し上げれば、家族や周囲の人間にこれ以上迷惑をかけるならいっそ、と思いつめたことも何度かあったのでございます。」
「群馬県の山中のダムに連れて行かれて、真っ暗な中、『おまえさんに貸したおカネ、もういらないから、靴脱いで、ここから飛び降りろ』って言うわけです。『飛び降りてくれたら気が済むから、飛び降りてくれない?』って言うんだもん。しかも、優しい声で。あれは生きた心地がしなかったですね。」
「どれほどの地獄やドロドロした世界を見て呻吟してきたか、そんなものは微塵も見せず明るく笑って、スッとパンツを脱ぐ。」
「泥の中を這いずり回った人間でなければ作り上げることのできない世界も必ずあると思います。だからいつまでもパンツ一丁の自分を見せることに誇りを持っています。」
「世の中は喜ばせた分だけオアシ(お金)をいただける、喜ばせごっこだぞ。」
ポジティブなメッセージを送ってくれる作家さんは、
たくさんいますが、
名前と顔出しで、
(ちなみに本名は草野博美さんです)
栄華を極めてから、派手にずっこけて、這い上がり、
さらに言うと、自分のお尻の穴までも大衆にさらけ出した人は、
村西とおる監督しかいないでしょう。
言葉の重みがほかの作家さんとは全然ちがいます。
いずれも
村西とおる.人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。――村西とおる魂の言葉(祥伝社新書)より
ナイスですね!
いかがでしたでしょうか?
村西とおる監督の生きざまを知り、言葉を読むと、
酷いことがいっぱいあっても
「なんだ、まだ俺は大丈夫だ」
と思うことができます。
つらい境遇にいるあなたが
村西とおる監督の著作を手にとって
少しでも前を向いて生きていこうという気持ちになれたなら、
これほどうれしいことはありません。
ナイスですね!