皆さま、こんにちは。
今回は画力のない人でもできる人物ポーズの描き方を紹介いたします。
腕を組んだり、体をひねったり、人はいろんな姿勢・体勢になりますよね。
描きたい人物ポーズを自在に描ければ素晴らしいです。
でも、一から人体の構造を観察して練習して描けるようになるには膨大な時間を要してしまいます。
ネットでモデルさんのポーズ画像を拾って、それを参考に描くという方法もありますが、
なかなか自分の理想のポーズを見つけることは難しいです。
そこで今回は画力のない人でも、自分の思ったポーズを最短の時間で作画できる方法をお教えします。
その方法とは...
「自分をモデルに自撮りして、
撮れた写真をトレースする」
というものです。
言われてみると「なーんだ。」という感じですよね。
イラストで説明するとこんな風です。
このイラストの例だと描きたいのは、「腕組みをしたスーツ姿の男」というわけで、
実際に自分でスーツを着て腕組みのポーズをとり、カメラを三脚にセットして、セルフタイマーで撮影しました。
撮った写真を取り込んで、トレースして、彩色しての作業はクリップスタジオでいたしました。
ペイントツールのスタンダード【CLIP STUDIO PAINT PRO】
トレースのときに体型の補正をします。(例:自分より太ったキャラを描くときは、トレースのラインを膨らませて作り上げていきます。)
でも、この自撮りポーズ法、最初はとても恥ずかしいです。
家族が同居している場合、あまり見られたくない場面ですし。
とは言え、この自撮りポーズ法はやってみるとわかるのですが、ほんとうに自在なポーズを作り、作画することができます。
便利です。
ご家族や友人が万が一、理解のある方々でしたら、彼らにお願いしてポージングしてもらって、それを撮影するのも良いかもしれません。
最後に...
自撮りポーズ法のデメリット
- 三脚・カメラ・場合によってはいろんな服装など揃える必要がある
- 人に見られると恥ずかしいかもしれない
- 自分と体型が大きく異なる人物を描きたい場合は適さない
自撮りポーズ法のメリット
自分の思いのままのポーズを撮影・トレースできる
画力のない人が時間をかけず、
あらゆる人物ポーズを作画できる
この自撮りポーズ法、
一度お試しくださいませ。
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※三脚を導入して自撮りポーズ法を始めてみませんか。