リアクションが大事なのです!
ねぇ、あなた。リアクションはしっかりとやっていますか?
リアクションを疎かにすると、困ったことになるんですよ。
いちいちリアクションをするのは面倒くさいけど…
「課長、聞いてください。営業先の小林様ですが…」
部下があなたのデスクにやって来た。
あなたは忙しいから、パソコンに向かいながら部下に返事をする。モニター画面に集中しているから、部下の話していることもあまり頭に入らない。
いや、ヤツの口調から大した要件でないことはわかってる。だから、一生懸命に聞く必要がないのだ。だいたいにおいて話が長いヤツなんだよ。
適当に相槌を続けた。そのうち、部下は話し終わったか、あなたの席を離れていった。
「ねえ、今日、職場でこんなことがあったんだけど…」
夕食のテーブル、スマホを見ながら食べていると、妻が話しかけてきた。
毎度のことだ。女同士の人間関係。口にすると楽になるのだろう。その気持ちはわかる。
「ふん。ふん。」スマホから目を離さないまま、妻の話に合わせて返事をする。ときおり、適当なアドバイスも送ってやる。
妻も話すことがなくなったか無言になる。
話しかけられて、返答をして、それなりのアドバイスも送った。
これでいいじゃないか?
いや、良くないんです。
だってあなた、話す相手に目も合わせない。それにリアクションが不十分じゃないですか。
あぁ、わかります。面倒くさいですよね。たしかに面倒くさい。
でも、ここは頑張りどころですよ。
グッドなリアクションを普段から習慣づけておくと、あなたの人生はさらに良くなるんです。
リアクションしないのは罪なこと
まず、考えてみてください。
リアクションをしないって、どういうことなのか?
リアクションをしないとは、すなわち、拒絶をしているということなんです。
人と人との対面コミュニケーションは、言葉だけでなく、表情やボディランゲージのやり取りをもって成立するものです。耳だけでなく、目で相手の様子を判断して、相手の気持ちを読み解くからなんですね。
目も合わせない、体も相手に向けないのは、相手とのコミュニケーションを成立させる意思がないのと同じ。つまり、相手を拒絶していることに他なりません。
リアクションを心がけよう!
だから、ちょっとオーバーリアクションなくらいに、相手を受け入れてみませんか?
最初のうちは照れくさいし、疲れるかもしれません。
でもね、オーバーリアクションを習慣づければ、あなたは「話しかけやすい人」として人望を手に入れます。
結果として、仕事やプライベートの充実度もアップすることでしょう。
参考文献:星渉先生 「神トーーク『伝え方しだい』で人生は思い通り」